味よし人柄よし立地よしの最高のうなぎ屋 – 鰻う おか冨士 [伏見]

おか冨士伏見 名古屋市

どうも!年間100回以上うなぎ屋を食べ歩く男、うなしゅんです!

今回は僕が月1回以上のペースで通う「鰻う おか冨士」さんを取り上げてみたいと思います。そもそも年間100回食べるなかで「同じ店舗には訪れない」といったマイルールがあるのですが、「唯一ルールを破って訪れてもいい」ことにしているのがおか冨士さん。

勝手にそんなルールを作っちゃってるわけなんですけど、ちゃんと理由があるんです!

 

それは「知人を案内するときに紹介しやすい」ということです。

あとで詳しく解説しますが、まず名古屋駅から一駅の伏見にあるということで立地が良い!そして大振りのうなぎを使われていて味も間違いない!そして内装にも拘られていて、人を連れていきやすい環境が整っています。ですので、県外からの来客や、オススメのうなぎ屋に連れて行ってと言われた際に利用させていただく店舗ということで贔屓にさせてもらっています。

 

さぁ、ハードルを上げに上げてしまったおか冨士さん、どんな店舗なのか解説していきますよ~

 

 

おか冨士ってどんなお店?

おか冨士の外観

おか冨士さんは2018年1月~新しくなってオープンした、御園座の一階にあります。名古屋駅から地下鉄で一駅と立地は最高で、歩いても20分ほどで到着しますよ。

 

こちらのおか冨士さん、実は、名古屋イチと言っても過言ではない「うな富士」さんの初の暖簾分けの店舗。名古屋で居酒屋や焼肉店を運営する株式会社かぶらやグループが運営しています。

うな富士の想いを受け継ぎ、技術や仕入れ、味に渡るまで、長い時間をかけて修行をして店舗をオープンさせるに至っています。代表の岡田さんは僕自身も話をさせていただくことがあり、これまでの苦労やお客様に美味しいうなぎを提供するための努力を聞かせていただきました。

 

とにかく、うなぎに対する想いがとても強いお店です!

 

代表の岡田さんの想いについてはコチラの公式HPに書いてあるので、一度お読みいただくと熱い気持ちが伝わってきてお店に訪れたくなりますよ!

https://unagi-okafuji.com/

 

また、味に関しても間違いありません。

 

僕が多くのお店を食べ歩いたなかでおか冨士さんは違うなといった特徴は、

  1. 使っているうなぎの身が大きい
  2. うなぎの身に比例して肝も大きい
  3. 名古屋イチ広い焼き場で、焼き方にも拘っている
  4. 器や内装など、うなぎをいただく環境として最高
  5. オーナーさん、スタッフさんの人柄が良い

この辺りですかね。ちょっとべた褒めすぎて胡散臭いんですけど、まぎれもない本心です。

 

この後にうなぎに関してはじっくりレポートをしますが、うなぎの身の質に関しては本当に素晴らしいです。引き合いに出すのは申し訳ないんですけど、食べ比べると違いがよく分かりますよ!

 

このように僕自身も引くくらい絶賛のおか冨士さん、細かい部分を解説していきますね。

 

 

おか冨士への行き方

先ほども少し書きましたが、場所は地下鉄の伏見駅6番出口から南に徒歩3分。名古屋市中区栄の御園座タワー1階に店舗を構えています。

 

名古屋駅からだと歩いても20分程度で行けますが、タクシーで行くのが手っ取り早いですね。1,000円くらいで行けますよ。

市街地ということもあって店舗の駐車場はありませんが、近くに複数のコインパーキングがあるので車で訪れる際も安心ですね!

 

おか冨士 近隣駐車場

僕自身も車で行くことが多いのですが、いつも停めるのは「NPC24H栄一丁目第2パーキング」。御園座の西側、伏見ミリオン座の前にあり、歩いて1分でおか冨士さんまで行くことができますよ!23台まで停められるので満車になっていることは少ないです。

 

このように、名古屋の中心部ということもあって、立地は申し分ないですね!

 

 

おか冨士の外観、周辺の状況

おか冨士御園座

お店の外観は、御園座タワーの1階ということもあって誰が見ても立派な佇まい。御園座のデザインはあの新国立競技場の設計を行う「隈 研吾」さん。

なるほど納得のデザインですよね。古い趣を残しつつ、現代に合わせたような素晴らしいデザインだと思います。

 

・・・お金がかかってますよこれは(笑)

店舗はガラス貼りになっていて、外から少し店内の様子が分かります。

 

また、周りには歩いて行ける距離に白川公園があり、名古屋市科学館や名古屋市美術館にも10分程度で訪れることができます。地下鉄を使えば名古屋城へも20分程度で行くことができるので、観光するにもちょうど良い場所にありますね!

 

 

おか冨士の内装、雰囲気

おか冨士一枚板テーブル

店内は和風で落ち着いた雰囲気。テーブル席と、個室に分かれています。

おか冨士さんの内装で一番見ていただきたいのはこの一枚板のテーブル!全てのテーブルが一枚板になっていて、初めて訪れた時には目玉が飛び出るかと思いましたよ!!(これはお金がかかっているぞ・・・。)

 

このテーブルはおそらくトチを使用していて、木曽まで直接仕入れにいったとおっしゃっていました。このテーブルだけでもう一つお店が作れるくらいお金がかかったとか!(これは想像以上に金がかかっているぞ・・・。)

なんとこの一枚板、入り口で待つ際のイスにも使われています。座るのが忍びないですね(笑)

 

このように内装にはとても拘られていて、うなぎを提供する環境をとことん突き詰めた結果だと感じました。個室も一度利用させていただいたことがあって、予約専用で1,000円かかるのですが、落ち着いて食事をいただくには最高の環境でしたよ!もっとお金をとっても良いと思います!ほんとに!

 

この個室、接待や慶事にはピッタリですね。人気なのでなかなか予約がとれないかもしれませんが、電話で問い合わせてみて下さい。やっぱりうなぎはハレの席で食べていただきたいので、そのような折角の機会に利用していただくには間違いない場所ですよ!

 

ちなみにトイレは他のテナントと共用なので、店舗の奥を出て左手の部分にあります。共用とはいえすぐに利用できる場所にあるので安心ですね!

 

 

気になるメニューは?

もう全部美味しいんですけど、特に食べていただきたいメニューを紹介しますね!

 

おか冨士さんで食べていただきたいのは、

「うなぎを1匹使用した、上うなぎ丼か上うな重」です。できれば肝入りを食べて下さい!(タイミングによってはないかも)

せっかく質のいい大きなうなぎを使用されているので、よりうなぎの質感や焼きが味わえる上記の食べ方でいただくのが一番ですね!(長焼きでも可)

 

丼と重では重の方が300円高いのですが、中身は同じのようです。ですが、私は絶対に重を選びます。なぜなら重箱の高級感と拘りに魅力を感じるから!見た目からテンションが上がる重箱は、実際に食事をいただく際にも重箱の隅が丸くなっていて食べやすさにも気を使われています!重箱の隅がつつけないんですよ?笑

器と言い、そのような見えない部分と言い、内装もそうなんですけど「うなぎを美味しく食べてもらおう。」、「訪れた人に最高のおもてなしをしよう。」といったお店の想いが伝わってきますね。

その辺りの細かい気づかいや拘りに僕は惚れこみました。素晴らしい。

 

うな丼とうな重の違いについてはこちらの記事で解説しているので、興味がある方は見てやってくださいね!

うな丼とうな重の違いは?うなぎの色々な食べ方
色々な楽しみ方ができるうなぎですが、詳しくはどのような種類の料理があるのでしょうか? ・地域毎のうなぎの食べ方 ・うな丼とうな重の違い 今回はこの辺りについてお話していきたいと思います。

 

また一品料理も種類が豊富で、うなぎを使用したものだと、

  • 長焼き
  • 肝焼き(限定)
  • うざく
  • うざく山かけ
  • 鰻巻玉子
  • うなぎ粕漬け
  • うなぎ燻製
  • うなぎ煮凝り
  • うなぎの枕

など種類が多く、まだいただいたことが無いものももあって気になります。特に燻製やうなぎの枕は珍しいですね!

 

うなぎ以外にも限定のメニューとしてお造り蛤のしゃぶしゃぶつまみ系など美味しそうなメニューがたくさん並んでいます。

 

私がいただいた料理だと「子持ち昆布」が絶品でしたよ!

おか冨士子持ち昆布

 

前菜の盛り合わせなどもいただきましたが、すべてが上品で美味しくいただけるものばかりでした。

おか冨士前菜盛り合わせ

 

昼、夜とコースの料理もあるので、利用シーンに分けていろいろな楽しみ方ができるお店ですね!

 

 

全て書いているとキリがないので、細かいメニューはお手数ですがHPでご確認下さいね。

https://unagi-okafuji.com/menu

 

 

うなぎのレビュー

お待たせしました!ようやくうなぎのレビューですよ。

 

おか冨士さんのウリ(特徴)は以下の3点!

大きく質が良いうなぎを使用している

おか冨士のうなぎ

最初にメニューを見た時は、「あれっ、ちょっと高いな?」って感じると思うんですよ。それは使用しているうなぎの質が良いからです!比例して値段が高くなるのは仕方ないですね。

分かりやすく言うと、一般的なお店では200g~230g程度のうなぎを使用しているのに対し、おか冨士さんでは330g近いうなぎを使用しています。通りで身がしっかりとしているわけだ!

 

そうそう、ただ大きいだけじゃないんです。

このサイズのうなぎを美味しくいただくには、関西風の炭火で焼くのが一番合っています!おか冨士さんご自慢の、名古屋イチ広いと言われている焼き場の強力な炭火で焼いたうなぎはプリップリに仕上がって、他では味わえない食感なんですよ。

 

肝がうなぎの大きさに比例して大きい

おか冨士の肝

次にプッシュしたいのが、大きな肝!!

見てくださいこのサイズ!伝わりますかね?この肝がまた絶品なんです。肝の処理専門の人を置いているほど気を使われていて、うなぎと同じように炭火で焼いた肝はこれまたプリッとしいて他では味わえない食感。

やみつきになりますよ。あっ、僕が通風になったら察して下さいね・・・(笑)

 

うなぎと言い、肝と言い、食べていただかないとこの感動は伝わらないと思います。というか、もう食べたくなっちゃってるんじゃないですか!?

 

茎わさびがうなぎに最高に合う

練りわさびじゃなくて、茎わさび。

ひつまぶしについているものとは違って、うなぎ丼かうな重を注文すると付いてきます。この茎わさびがまた最高なんですよ。うなぎが大きいだけあって身に脂がタップリとのっているのですが、その脂を中和しつつわさびの程よい風味が残るといった仕様です。

茎わさびが秀逸すぎて、「何で出そうと思ったんですか?」って聞いたんですよ。そうしたら、「グループ店でお肉のお店も出しているので、同じようにやってみたらとても合ったから取り入れた」とのこと。お肉にわさび、合いますもんね~。

 

この茎わさびと言い、ミルで挽きたてをいただける山椒と言い、刺激的すぎて脳ミソがおかしくなっちゃいますよ(笑)

 

 

その他にも僕が気に入っているポイントとしては、

  • お米がうなぎに合うほどよいかたさ
  • 甘すぎず辛すぎないタレ
  • はまぐりの出汁

好みの分かれる部分ですが、細かいところに気を使われていると思います。

 

 

まぁ、このようにプッシュするところがたくさんあって困っちゃうんですけど、特に差別化できる部分はこの辺りかなーと思います。「うな富士さんの味をしっかりと継承しつつ、新しい色を取り入れている素晴らしいお店だなー。」といった印象ですね。

 

 

お店のおすすめメニュー

おか冨士うなぎ丼

お店のおすすめは「うなぎ丼」!うな富士さんと同じですね~

美味しいうなぎをガツガツといただいているところを見れるのが嬉しいようですよ!確かにこれはがっついちゃう(笑)

僕自身はあまり丼ではいただかないのですが、おか冨士さんの丼ぶりは丸っとして可愛いしデザインも好きなので、気分が高まりますよね。というか今更ですけど、おぼんを見て下さい!・・・金ですよ!しっかりと名古屋もインスパイアされていますね。素晴らしい!!

 

 

僕のおすすめメニュー

おか冨士のうな重

僕がイチオシするメニューは「うな重」!見て下さいよこの画面におさまりきらない大きなうなぎ!!そして高級感あふれる重箱。

ただでさえ大きいうなぎを半分に切っただけの状態で提供されるこのうな重は、贅沢の極みだと思います。この文章を書いていただけでまた食べたくなってきましたよ・・・(笑)

 

まぁどの料理も美味しいんですけどね。それを言ったらもとも子もないので(笑)

 

 

と、このように丼か重でいただくのがオススメなんですけど、実はもうひとつとっておきのメニューがあります。これは本当は教えたくないんですけど、今回は特別に・・・

おか冨士まる特うなぎ

 

ドンッ!!

 

「〇特(まるとく)うなぎ」です!

通常の1.5倍、500g程度のうなぎを使用した〇特うなぎは、言葉で表せないほどのインパクト!!お皿に収まり切れないブリッブリの身は、なんかもう・・・「これ、カルビかな!?」って思うほどの口当たり!!

 

初めて〇特うなぎをいただいた時に僕はこう思いました。

 

「棺桶には〇特うなぎの蒲焼を入れてくれ・・・。」

 

・・・何言ってるんだコイツは!?と思われても仕方ありません。それほどの衝撃があるんです。ただ、毎日入荷があるわけではないので注意が必要ですよ!巡り合えたらラッキー!即注文です。

 

 

ちなみに、おか冨士さんは御園座限定の「うなぎ弁当」も提供されています。

詳しくはコチラで記事にしているので併せてご覧下さいね!

御園座で歌舞伎を観る時は、おか冨士の「うなぎ弁当」一択!
御園座で歌舞伎を観るけど、食事はどうしよう? うなぎ弁当があるみたいだけど、味はどうなのかな・・・。 そんなあなたは必見!! 「おか冨士 うなぎ弁当」...

 

 

何回も通える店舗、それが「おか冨士」

長々とおか冨士さんの魅力について綴ってきましたが、伝わりましたでしょうか?

このようにメニューが豊富で、何回通っても行き足りないおか冨士さん。僕自身もオープン以来月に1回以上はお邪魔していますが、まだまだ気になる料理が沢山あるし、同じ料理でも何度でもいただきたいなと思っています!

 

お店のスタッフさんも素敵な方ばかりで、それもまた通いたくなる理由の一つですよね。

 

あんまり褒めすぎると他のお店のレビューが書きづらくて仕方ないのですが、それでも「この魅力は伝えないといけない!」と思って書かせていただきました。

 

是非この素敵な空間で、最高のうなぎをいただいてみてはいかがでしょうか。

 

 

店舗詳細

 店名鰻う おか冨士
 場所愛知県名古屋市中区栄1-6-15 御園座タワー1F
 電話番号050-5269-8758
 店休日不定休
 営業時間11:00~14:00、17:00~22:00
座席テーブル、※個室あり(席料1,000円)
 予約可否予約可(個室のみ、3名~)
駐車場なし
 クレジットカード利用可
 公式サイトhttps://unagi-okafuji.com/

※記載の内容は2021/3月現在の情報です

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