「こなし」という独特で高い技術で焼かれたうなぎが絶品 – 博多名代 吉塚うなぎ屋 [中州]

吉塚うなぎ屋@中州 福岡県

どうも!うなぎエバンジェリストのうなしゅんです!

 

今回訪れたのは、福岡県博多区中洲にある「吉塚うなぎ屋」さん!繁華街にある福岡ではかなり有名なお店です。

 

今回は福岡うなぎ遠征ということで、柳川とセットで元祖元吉屋さんと若松屋さんもまわってきたんですよ。県外に行くと、その土地の美味しい物をいただきたくなりませんか?

それが僕の場合は、その土地のうなぎをいただきたくなるわけです!調理方法や味付けが違って面白いんですよね。

 

その部分にフォーカスしてお伝えしていきたいと思います!

 

 

吉塚うなぎ屋の特徴

  • 「こなし」といった独特の焼き方
  • 145年続く歴史

 

吉塚うなぎ屋さんのうなぎは、関西風の調理方法ですがフワッとした食感があります。その理由は「こなし」といった技術で調理されているからですが、以下のようにHPで説明されています。

当店の蒲焼の特長は何といってもふっくらとした焼き上がりと香ばしい風味。「串打三年、裂き八年、焼きは一生…」と言われるほど難しいのが焼きの技術ですが、当店は鰻の味を最大に引き出すため、焼きの段階で、さらに「こなし」という独自の技を加えています。腹割り、串打等は関西風ですが、鰻を焼きながら、もみ、たたく「こなし」を取り入れることにより、にじみ出た脂で表面がムラなく焼きあがり、鰻そのものもふっくらといたします。

引用:吉塚うなぎ屋の歴史より

香ばしい焼き上げ方でもふっくらとした食感があるのはこのためですね。関西風と関東風の中間のような印象でした!

 

また、吉塚うなぎ屋さんは145年(2018年時点)続く老舗。元々は博多区吉塚で創業したため「吉塚うなぎ屋」といった店名のようです。その後今の中洲に移転してここまでの人気店になりました。

145年という歴史は凄いですよね~。それだけの間、愛されてきた店舗ということです!

 

 

吉塚うなぎ屋への行き方、外観、周辺の状況

吉塚うなぎ屋さんは中洲にあるので、電車でも車でも行き易い場所ですね。

 

電車だと「地下鉄箱崎線/空港線 中洲川端駅」から徒歩5分で行くことができます!近いですね。博多駅からも徒歩15分と歩ける距離ですよ!

 

車だと、お店の1階部分に5台だけ停められる駐車場があります。

吉塚うなぎ屋の駐車場

 

ちょっと狭いですね~

ですが、お店の隣に100台以上停められそうな立体駐車場タイプのパーキングがあるのでご安心下さい!キャナルシティと提携しているので、ついでにお買い物・・・といった利用もできますね!

また、橋を渡ってすぐのところには山笠で有名な「櫛田神社」もあるので、うなぎを食べがてらお参りされてみてはいかがでしょうか!

 

福岡が車文化かは分かりませんが、車で来ている方も結構居るみたいでしたよ!あとは観光客の方が多かったですが、最近は特に外国人観光客の方が多いようですね。HPにもしっかりと英語、中国語、韓国語のページが用意されています!素晴らしい。

韓国とかヒョイッと来れちゃいますもんね(笑)

日本のうなぎ料理を楽しんでいただけるのは嬉しいことです!!

 

ちなみに吉塚うなぎ屋さんの外観はこのような感じ。3階建の立派な店舗ですよ!

吉塚うなぎ屋の外観

 

 

吉塚うなぎ屋の内装、雰囲気

吉塚うなぎ屋さんの店内は、綺麗で上品な感じ。

2階3階部分で食事をいただくようになっていて、1階の入口を入るとこのような階段と、エレベーターで上に上がるようになっています。

吉塚うなぎ屋の階段

 

コチラは3階のテーブル席。靴を脱いであがります。

吉塚うなぎ屋の座敷テーブル

 

2階は広間のテーブル席と、カウンター席がありますが、靴は脱がずに土足で大丈夫な空間になっていますよ!

 

コチラは3階にある個室の「韓藍の間」というお部屋、他にも掘りごたつと座敷タイプの個室があって、人数や利用方法によって使いわけできるようです。

吉塚うなぎ屋の個室

 

ちなみに個室は予約でのみ利用できるようで、別途10%のサービス料がかかります。

訪問するタイミングによってはかなり待つことになると思うので、予約してお邪魔することをオススメしますよ。

 

 

吉塚うなぎ屋のメニュー

吉塚うなぎ屋さんの主なメニューです。

吉塚うなぎ屋のメニュー

 

吉塚うなぎ屋のメニュー

 

内容はかなりスタンダードですね。

多くのお客さんは「うな重」をいただくことが多いようです!こちらのうな重は、ご飯とうなぎがセパレートになっているタイプですね。

 

このタイプの時いつも迷う、「米オンザうなぎがマナー的にどうなのか?」という部分。

食事マナー的にはあまりよくないと思いつつも、やっぱりタレが付いたお米が美味しいし、それでこそうな重といった印象。焼肉とかでもやるから良いのかな・・・と思いつつも、うなぎになるとどうも気になってしまいます。

どなたか教えて!笑

 

 

うなぎのレビュー

さて、今回いただいたのは「(上)うな重」

吉塚うなぎ屋のうな重

 

吉塚うなぎ屋のうなぎアップ

 

吉塚うなぎ屋のうなぎ厚み

 

吉塚うなぎ屋のうなぎ焼き色

 

「肝吸い」か「赤出汁」か選べるとのことだったので肝吸いにしました!

やっぱりうなぎにはお吸い物でしょう!あっさりとした出汁がうなぎの味を引き立ててくれますからね。

 

「こなし」という独特の調理方法

そしてうなぎは、冒頭で触れたように「こなし」といった焼き方をしていて身はフワッと、皮は少しパリッとしていてしっかりと焼かれています。

独特な食感ですね~。身を揉んで焼くお店は他にも知っていますが、また違った技術が必要なので相当な努力が必要だと思いますよ。

 

そのような努力の結晶をいただけることにありがたみを感じますね。このようにお店ごとに違った調理方法をしていたりするので、うなぎの食べ歩きはやめられないですね(笑)

まだまだ知らないうなぎがいっぱいあると思うとワクワクが止まりません!!

 

 

また、焼き方の他にも吉塚うなぎ屋さんのうな重は少し変わっていて、このようにタレのお皿が付いてきます。

吉塚うなぎ屋のタレ皿

 

うなぎを付けていただくようですね。

このようなタイプは初めて見ましたよ!タレの味は砂糖っぽい甘さがありました。僕は一度つけただけでそれ以降は使いませんでしたが、お好みに合わせてお使い下さいね!

 

また、山椒と七味はこのような形で用意されていましたよ。

吉塚うなぎ屋の山椒

 

 

そうそう、うまきもいただきましたよ!光でとんじゃっていて申し訳ない・・・。

吉塚うなぎ屋のう巻

 

一人前に一切れで出てきます。甘目の味付けでフワッとしていて美味しかったですよ!

うまきは量が多いことがあるので、一切れで出していただけるのは嬉しいですね。

 

 

独特な調理方法「こなし」と145年の歴史を味わえる吉塚うなぎ屋

ここまで散々言ってきた「こなし」といった焼きの技術。体感したことが無い方には是非味わっていただきたいと思います!

福岡県は柳川のせいろ蒸しが有名ですが、純粋な「うなぎ」自体にもこんなに特徴のあるものがあるんだよ。と言いうことを声を大にして言いたいですね。

 

関東風が好きな方にも、関西風が好きな方にも、いずれも楽しんでいただける味と食感だと思います。

吉塚うなぎ屋さん、オススメですよ!

 

 

店舗詳細

 店名博多名代 吉塚うなぎ屋
 場所東京都港区東麻布1-5-4
 電話番号03-3583-7852
 店休日日曜日、月曜日不定休、その他夏季、年末年始
 営業時間11:00~13:30、17:00~20:00
座席テーブル、座敷
 予約可否予約可
駐車場提携駐車場有り
 クレジットカード利用可
 公式サイトhttp://www.nodaiwa.co.jp/

※記載の内容は2018年6月現在の情報です

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